Xserverへgitの最新版をインストールした

PrivateリモートリポジトリをGithubからxserverへ引越しさせた。xsrverには、デフォルトでgitインストール済みで特に不自由は感じなかったのだけれど、かなり古いバージョンだったので最新版をインストールした。

参考にしたTips

前者のTipsは、~/local/bin/ へinstallするというものだったけれど上手く行かなかった。 後者のTipsを試して最終的には成功したのですが、若干説明不足というか補足が必要な感じなので備忘録として残すことにした。

GNU gettextをインストール

$ cd tmp  # 作業ディレクトリへ移動
$ wget https://ftp.gnu.org/gnu/gettext/gettext-0.21.tar.gz
$ tar zxf gettext-0.21.tar.gz
$ rm gettext-0.21.tar.gz
$ cd gettext-0.21
$ ./configure --prefix=/home/YOUR USERNAME/opt
$ make install

インストールが成功したらmsgfmt のインストールを確認します。 無事バージョン情報が表示されたら成功です。

$ ~/opt/bin/msgfmt --version    # msgfmt のインスト―確認(インストールしたバージョン情報が表示されればOK)
$ cd  ..
$ rm -rf gettext-0.21  # 不要になったので削除
$ cd

パスを設定する

$ which msgfmt 

としても存在しないと叱られるので.basrc にPATHを設定します。 vim ~/.bashrc として下記の行を追加します。

# msgfmt
export PATH=$HOME/opt/bin:$PATH

終わったら、設定を適応させて確認します。

$ source .bashrc
$ which msgfmt       # パスを通したのでインストール先の確認
~/opt/bin/msgfmt   # インストール先が表示されればOK

gitをインストール

$ cd tmp  # 作業ディレクトリへ移動
$ wget https://www.kernel.org/pub/software/scm/git/git-2.30.0.tar.gz
$ tar zxf git-2.30.0.tar.gz
$ rm git-2.30.0.tar.gz
$ cd git-2.30.0
$ ./configure --prefix=/home/YOUR USERNAME/opt
$ make all
$ make install
$ ~/opt/bin/git --version   # git のインスト―確認(インストールしたバージョン情報が表示されればOK)
$ cd  ..
$ rm -rf git-2.30.0  # 不要になったので削除

先の設定で ~/opt/binにはすでにPATHが通っているので、確認する。

$ which git          # 2.でパスは通してあるのでインストール先の確認
~/opt/bin/git      # インストール先が表示されればOK

大丈夫ですね。

結果

無事最新版のgitが反映されました。

$ git --version
git version 2.3.0

Successful!