SylpheedやEmacsをログイン時に最小化起動させる

元ネタは下記

Devil’s Pieのインストール

 sudo apt install devilspie

設定ファイルの作成

~/.devilspie/に設定ファイル devils_startup.dsを以下の内容で作成する。 ファイル名は拡張子が.dsならアプリケーション名でなくてもいいようだ。

(if (is (application_name) "sylpheed")
	(begin (minimize))
  (if (is (application_name) "emacs")
	  (begin (minimize))
	))

Devil’s Pie起動&終了スクリプトの作成

/usr/local/bin/あたりにシェルスクリプト devils_startup.shを以下の内容で作成する。ファイル名は任意、実行権限を忘れずに付与しておくこと。

#!/bin/bash
devilspie &
devils_startup & # Specify ** of **.ds
sleep 5s
killall -9 devilspie

devilspieは常駐監視するタイプのツールなので、お役目が済んだら5秒で強制終了させている。 EmacsやSylpheedが最小化しないときは時間を延ばしてみて調整する。

シェルスクリプトを自動開始アプリケーションに登録する

devilspie活用Tipsの多くは、あまり触れていないが、今回のような目的に使う場合は、当然ながら devils_startup.sh を自動開始アプリケーションに登録する必要がある。

Debian場合は「設定マネージャー」→「セッションと起動」→「自動開始アプリケーション」

Sylpheedの設定「新着メールを自動チェックする(○分ごと)」「起動時に新着メールをチェックする」を利用するとバックグラウンドでメールチェックしてくれて便利。